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コミュニオンレター No.10(2008.1.22)
このページは、NPOコミュニオンの会報「コミュニオン通信」などに掲載されたものから、その一部をご紹介します。


人のために小さいことをしてみると、力がわいてきます

NPOコミュニオン名誉顧問、文学博士
シスター 鈴木 秀子

いのちというものは、大宇宙の中でみんなつながり合いながら、私たちを守り導き、力を与え続けてくれています。それは大自然もそうですし、人間同志の絆もみんなそうです。

亡くなった方たちは、もうこの世で姿は見えませんけれども、あの世で完全な自由の中から、わが愛する家族を地上とはまた違う形で、いつも見守り導いて、大切に絆を深め合っています。

人類生きとし生けるものは、みんなつながっています。そして、一度生を得たものは、形を変えてもみんなつながって、あなたを守りぬいていてくれます。

私たちは自分だけで生きていると思いますけれども、大海の水の一滴なのですね。
だからみんな大海の水につながり合っています。そして、一つのいのちを分かち合って生きているわけです。

マザーテレサも、共に生きるには、なかなか難しい人だったろうと思うのです。いい加減なことは許さないし、厳しいところがありました。

しかし、多くの人が慕い、今もマザーテレサは私たちの中に生きています。それは、マザーテレサが本当に他の人の苦しみを分かち合ったからです。理解し合ったからです。

自分でも苦しいことがたくさんあったでしょう。マザーテレサの一生は本当に苦しみの一生でした。そういった苦しみを通りぬけたからこそ、苦しんでいる人たちの痛みを分かつことができたのです。

私たちはマザーテレサにはなれないにしても、もっと小さい小さい所で、他の人の苦しみを理解することはできます。

人間を超えて、全てを良く計らってくださる方たち、亡くなった先祖もそうでしょうし、あなたの身近な人たちも至福の世界から一人ひとりを守っています。そして、もっと大きな存在であるいのちの与え主、神そのものが、自分の分身としてあなたを守り、あなたを大切に愛しぬいていてくれます。

私たちはそういう確信から、他の人のためにも祈り続けることができます。それによって、私たちは自分の苦悩を乗越え、勇気ある人になっていく、自分の魂を磨いていくということではないかと思います。

そして、私たちが他の人のために、何か一つ小さい事をしてみる時、自分のなかにエネルギーが湧いてきます。 

第16回至福瞑想セミナーに参加して

藍原繁樹

10月26〜28日、八ヶ岳の自然に囲まれた清里清泉寮で行われた。雨の中135名、遠く海外からも参加した。先生の凛としたお姿、優しいまなざしにこれからのワークに胸がときめいた。
3日間は頭を使わず、瞑想を通し深い無意識部分にコンタクトすることを学ぶと話され、誘導瞑想が始まった。ペアーで目の前の人を世界一大切な人とし、瞑想。いま一番願っていることを3つ、アフォメーションし、自分のテーマとした。
人間は生きているかぎり、苦しみが伴う。自分の生き方は、考える方向に進み、考えているようになる。現在の考え方が未来を決定する。責任は自分にあると受けてたつ時、変える力が生まれ、人生の課題に対処でき、幸せな価値ある人間となる。幸せはどんな人間であったらよいかにちょっと気づくコツをつかむこと、と話された。
セミナー中は雨風が止むことなく過ぎたが、終了後、外に出ると奇跡的に雨が一瞬やみ、満月と青い富士山がシルエットとなって幻想的に姿を現した。
27日は台風の影響で、雨風が強い中、9時〜20時30分まで、ワークを行った。ヴィパッサナー瞑想の動きを、五感を通し、こころの中で感じ、雑念が沸いてきたら《雑念》《妄想》として思考をカット、判断せず、実況中継を続けると、中から智恵がわいてきて、こころの安らぎを得ると話された。繰り返し瞑想をしながら、何人が貴重な体験談をお話しし、歌やピアノ、ハープ演奏などが披露され、深いところで絆が結ばれ、癒されてゆく様子が部屋中に満ちた。
28日は台風一過の秋晴れ。草原に出て、富士山、八ヶ岳の山々に抱かれ、さわやかな空気、あでやかな紅葉の大自然の中で瞑想を続けた。ハープを聞き、大きな声を出し、踊りとからだを使い、頭をからに、大地を踏みしめ、太陽を一杯に浴びて、生きとし生ける喜びを感じ、しあわせ感を満喫した。
終りに皆で書いた幸せメッセージカードに先生の祝福をいただき、カード交換をした。受けたメッセージに想うところを感じ、至福の3日間をかみしめた。
次回、和歌山でのセミナーの再会を約束して、セミナーを終了した。

NPOコミュニオンの会報「コミュニオン通信」は、年6回、隔月に発行されています。
会員として入会された方には、1ヶ月おきにお届けします。
鈴木秀子先生の定期講話会でのお話や、皆様がセミナーに参加した感想、気づき、そのほかNPOの活動などが掲載されています。
 


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